ホスピス緩和ケア病棟における質向上の取り組みに関する認証制度

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認証制度について

日本ホスピス緩和ケア協会は、すべてのホスピス・緩和ケア病棟が社会から信頼され、質の高いケアを提供することをめざし、「認証制度」を実施しています。

認証制度の意義

この認証制度は、ホスピス・緩和ケア病棟の医療とケアの質を高め、社会に信頼される療養場所を提供するために作られました。目指すのは、次の3つの姿勢です。

1.社会への公開:

ホスピス・緩和ケア病棟の活動や運営状況を、毎年の調査結果として社会に公開し、透明性を高めます。

2.自ら質を高める取り組み:

隔年で行う施設内の「自施設評価共有プログラム」での評価活動を通じて、病棟チームでケアを振り返り、よりよいケアを目指して改善に取り組みます。

3.第三者や遺族による評価:

第三者や遺族による評価を受け、外部の声にも耳を傾けながら、さらなるケアの向上を目指します。



認証基準について
1) 構造・運営に関する基準
この調査では、ホスピス・緩和ケア病棟の運営状況を広く社会に知らせ、特に医療関係者の理解を深めることを目指しています。 また、病棟スタッフも自施設の運営状況を知る機会になります。
当協会では、施設概要・利用状況調査への参加は義務となってはいませんが、積極的にケアの質向上に取り組む姿勢とみなし、認証の評価対象としています。
次の2つを満たすこと。

(1)日本ホスピス緩和ケア協会が実施する施設概要・利用状況調査に回答している
(2)調査結果を協会のホームページなどで公表している

【参考】会員名簿(各病院名のリンク先に結果の一部を公開)

2)ケアの提供に関する基準
「自施設評価共有プログラム」とは、ホスピス・緩和ケア病棟のスタッフ全員が自らのケアを振り返り、チームで話し合いながら改善を目指す取り組みです。 この活動は、イギリスやオーストラリアの先進事例を参考にしながら、日本の実情に合わせて設計されました。
当協会では、隔年ごとに自施設評価とチーム討議を実施することを推奨しており、これにより、多職種チームが主体的にケアの質向上に取り組む姿勢を、認証評価の重要な要素としています。
私たちは、この「自施設評価共有プログラム」を通じて、チーム全体でケア向上に取り組む文化を日本のホスピス・緩和ケア病棟に根付かせたいと考えています。
次の2つを満たすこと。

(1)協会が隔年で実施する自施設評価共有プログラムを実施している
(2)自施設評価共有プログラムの結果を協会へ報告している

【参考】自施設評価結果報告書

3) 第三者または遺族による評価に関する基準
「遺族によるケアの質の評価」(以下、インターネット遺族調査)、第三者評価(日本医療機能評価機構による評価)を受けることで、外部からの意見を取り入れ、 ケアの質向上に活かすことを認証評価の重要な要素として重視しています。
次の2つを満たすこと。

(1)対象期間内に、インターネット遺族調査を実施し5名以上から回答を得ている、もしくは日本医療機能評価機構 機能種別版緩和ケア病院を受審し認定を受けている。
(2)その評価の結果を協会へ報告している

【参考】インターネットによる遺族調査の結果【6月掲載予定】

認証申請のフロー


2026年度認証申請について

2026年度認証申請のフロー

認証申請に関する注意事項

下記について書類不備がある場合は、再提出が必要となります。
申請書の送付前にご確認をお願いいたします。

  • インターネット遺族調査の正しい期間指定は「2025/04/01〜2026/09/30」です。
    よくある間違え…「2025/4/1〜2026/9/30」「20250401〜20260930」等
    いずれも正しい回答数が表示されませんので、必ず「2025/04/01」の形で期間を指定してください。
  • インターネット遺族調査の期間を入力した後は、必ず右にある「変更」ボタンを押してください。 変更ボタンを押さないと期間指定がされず、正しい回答数が表示されません。
  • 医療機能評価機構の認定証のコピーは、「主たる機能:緩和ケア病院」または「副機能:緩和ケア病院」と明記されている認定証のコピーを同封してください。

よくある質問

【認証制度全般】

  • Q. 認証の意義は何ですか。
  • A. 日本ホスピス緩和ケア協会は、すべてのホスピス・緩和ケア病棟が社会から信頼されること、質の高いケアを提供することをめざしています。 そのためにホスピス・緩和ケア病棟の質の向上を図るための取り組みを認証しています。

  • Q. 認証制度は、毎年申請することが可能ですか?
  • A. 認証制度の申請受け付けは、2年毎に行います。次回の受け付けは、2026年秋の予定です。

  • Q. 認証を受けた場合の有効期間は何年ですか?
  • A. 有効期間は申請受付翌年の4月より2年間です。認証期間を明記した認証状が発行されます。

  • Q. 認証申請・認証審査に関して費用は掛かりますか?
  • A. 費用は掛かりません。

  • Q. 病院の経営母体(または病院名や病院統合など)が変更となりました。 認証期間ですが、認証は継続されるでしょうか。継続される場合は、認証状の再発行は可能でしょうか。
  • A. 事務局にお問い合わせください。認証委員会で審査いたします。 認証が継続された場合、認証状の再発行は可能ですが、手数料が発生します。

【申請対象・条件】

  • Q. 最近入会(または緩和ケア病棟入院料を算定開始)した緩和ケア病棟ですが、認証制度の対象になりますか?
  • A. 認証申請は、2025年と2026年の「施設概要・利用状況調査」の提出と、2025年秋に実施される「自施設評価共有プログラム」に参加していることが認証要件の1つとなっているため、そちらに参加できていない場合は対象となりません。

  • Q.3つの認証基準の内、1項目(または2項目)しか満たしていない場合、申請できないのでしょうか。
  • A. 原則として、認証基準である3項目を満たしていることが認証の必須条件です。3項目について明らかに満たさない場合は、申請書をご提出いただいても認証審査で不可となりますので、ご了承ください。

  • Q.「施設概要・利用状況調査」および「自施設評価共有プログラム」に回答したかどうかが分からない場合は、どこかで確認できますか?
  • A. 病院名を明記の上、下記の協会事務局までお問い合わせ下さい。

  • Q. 新たに「インターネット遺族調査」に参加して認証申請を行うことは可能でしょうか。
  • A. 次回の認証は、2025年4月1日〜2026年9月30日までの回答数を対象としています。期間に余裕を持ってご参加いただければ、認証申請を行うことは可能です。

  • Q.「インターネット遺族調査」に準ずる内容の「自主的な遺族調査」を行っていますが対象となりますか?
  • A. 自主的な遺族調査は対象となりません。

【書類提出関連】

  • Q. 「施設概要・利用状況調査」および「自施設評価共有プログラム」に関する添付資料は必要ですか?
  • A. 協会に回答および結果をご提出いただいているものですので、添付資料は必要ありません。

  • Q.「医療機能評価の機能種別版 緩和ケア病院」の認定に関する添付資料は必要ですか?
  • A. 「第三者評価」の要件を「医療機能評価の機能種別版 緩和ケア病院」で満たす場合は、認定有効期間内の認定証のコピーを添付してください。

  • Q. インターネット遺族調査を受けた場合の添付資料を教えてください。
  • A. インターネット遺族調査に該当する場合は、下記の資料を添付してください。
    インターネット遺族調査の集計画面(下図参照)にて、表示期間設定欄(緑枠部分)に[2025/04/01〜2026/09/30]と入力し、「変更」ボタン(赤枠部分)を押して表示される画面の1枚目をプリントしたものを提出してください。

【認証結果の公開】

  • Q. 認証されるとホームページ上で公表されますか。
  • A. 協会のホームページ上で、一般の方が確認できる形で公表されます。
    【参考】認証施設一覧(PDF)

  • Q. 認証されるとホームページに掲載されている緩和ケア病棟の一覧(会員名簿)での違いはありますか。
  • A. 備考欄に、認証マークを記載します。
    【参考】会員名簿

問い合せ先


特定非営利活動法人 日本ホスピス緩和ケア協会
TEL:0465-80-1381(平日10:00〜16:00)/ E-Mail:

NPO法人
日本ホスピス緩和ケア協会

[事務局] 〒259-0151
神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1000-1 ピースハウスホスピス教育研究所内
TEL 0465-80-1381
FAX 0465-80-1382